季節の変わり目は肌不調を感じやすい時期です。
そしてこれからの梅雨時期は肌のごわつき感が特に気になるという方も多いのです。
ごわごわした肌は、吹き出物などのトラブルが起きやすかったり、メイクのりが悪かったり、肌ぐすみが気になったりしてしまいます。
楽しい夏を迎える前に、そんなごわごわ肌をやわらか肌にできるようなケアをしていきましょう。
ごわごわの原因は?
肌がごわごわしているなと感じてしまう時、肌表面はどのような状態なのでしょうか?
ごわごわしている肌は、ターンオーバーサイクルの乱れによって古い角質がたまってしまっている可能性があります。本来はターンオーバーサイクルによって剥がれ落ちる角質が肌表面に留まることによって、ごわつきを感じやすくなってしまうのです。
また、気温や湿度が上がり、紫外線量も増えることで肌表面のモイスチュアバランスが崩れてしまうことがあります。皮脂はでるのに水分が足りていない為、ごわごわしているのにベタつく肌に悩まされてしまうことも少なくありません。
これらを解決することで、ごわごわ肌からやわらか肌を目指してみましょう。
古い角質が溜まっている
ターンオーバーサイクルが乱れてしまう原因は様々です。スキンケアやメイクなどの外的要因だけでなく、ストレスやホルモンバランスなどの内的要因も関係しています。
また、日々のケアでごわつき感が気になるということで強い洗浄力のあるクレンジングや洗顔料を使いすぎてしまうと、肌の乾燥がよりひどくなってしまう恐れがあります。ターンオーバーサイクルが洗浄によって過剰に早まることで、肌表面に未熟な細胞が存在してしまい敏感肌を招いてしまうこともあるのです。
よって、1回で過剰な洗浄をするのではなく、その日の汚れはその日に落とすことを意識しましょう。
朝起きた際、皮脂量が増えたと思った際には洗顔料で優しく肌を洗いましょう。
夜は皮脂や汗を混ざったメイクをきちんと落としつつ、肌乾燥を招きにくいようなアイテムを使いましょう。
疲れているからとメイクを落とさなかったり、常に擦って拭き取るような洗浄は肌にとっては大きな負担となってしまいます。
ごわつきケアでは、日々の適切な洗浄がとても大切なのです。
水分が足りていない
皮脂量や汗が増え、クレンジングや洗顔をしっかりするようになったり、紫外線の影響などで肌が乾燥気味になり、肌表面の水分量が低下してしまっていることがあります。
そのような肌は、ごわつきがあり、光の反射量も減ってしまうことでくすみが気になる状態になってしまっています。
その上、水分は足りないのに皮脂量は増えることで不快なベタつき感のみを感じることも増えてしまいます。
水分をしっかり与えるには、まず化粧水の付け方を見直しましょう。
化粧水は手のひらにのせたら広げ、手のひらで顔を覆うようにして塗布します。
擦ったり、叩くのではなく、手で覆って軽く押し込むようなイメージです。ごわつきがひどい時には2、3回重ね付けをすることで、顔全体に満遍なく塗布することができます。
また、与える水分にもこだわってみるとよりごわつき肌からやわらか肌に近づくことができますよ。
肌不調を感じやすい季節の変わり目。ごわつき肌からやわらか肌を目指しましょう。