冬になり、肌不調を感じることが増えてきていませんか?
乾燥はもちろんのこと、吹き出物ができたり、顔色が悪かったり、くすんでどんより見えたり。
この時期の肌不調は、外気の乾燥だけが原因ではありません。
寒くなってくると、あまり体を動かさなくなったり同じ体勢でじっとしていることが増えてしまうでしょう。
また、気温が下がると体がかたくなるだけでなく血流の流れが悪くなります。
このようなことの積み重ねが続くと、血行が悪くなったり老廃物がたまり、肌の代謝も悪くなりターンオーバーサイクルが崩れます。
ターンオーバーサイクルが崩れ肌表面に古い角質が溜まると、吹き出物やニキビの原因になったり、肌がくすんでみえたりもします。
また、日々のスキンケアを頑張っても思うようないい変化を感じることができにくくなるでしょう。
このようなことが起きないよう、血行不良にならないような対策が冬には必須となってきます。
血行不良対策でできるケア
血行の流れが悪くならないように、冷え対策をすることは簡単にできるケアです。
忙しくても湯船には浸かるようにしたり、外出時は冷えないようにホッカイロを活用したりするのは今すぐできることです。
また、1時間に1回は軽く体を動かしたり伸びたりすることで、血流が滞ってしまわないように気をつけましょう。
そのように日々の生活で冷えないような対策をした上で、顔の血行を良くし老廃物を流す為に表層リンパを流すことを日々のスキンケア時に取り入れてみてください。
表層リンパを流すと、血行がよくなり老廃物が流れるだけでなく、代謝UPにも繋がります。
表層リンパとは?
「老廃物を流す為にリンパを流そう」と、よく耳にしますがどのように流していますか?
ゴリゴリ力を入れてマッサージをした方がしっかり老廃物が流れるイメージを持たれている方が多いようです。
皮膚は、いくつかの層になっていて個人差はありますが成人で0.6mm〜3.0mmほどの厚さです。
また、表皮は約0.2mm、真皮は約1.8mm程度の厚さです。
顔にあるリンパの7割はこの薄い皮膚の表面に存在しています。
ものすごく優しいタッチでリンパを流すことができるのです。
リンパを流す時には、軽くクリームを塗った状態がベストです。
その状態で手のひらを柔らかくするような意識をもち、顔表面でゆっくりとすべらせます。
この時に、皮膚がひっぱられてしまっているようであれば力を入れすぎです。
触れるか、触れないか程度のやさしいタッチで行いましょう。
リンパを流す際は、リンパ管の間に存在するリンパ節を意識しましょう。
リンパの詰まりをほぐし、リンパ節に流していくことで溜まったものを排出することができます。
リンパ節は全身で約800箇所ほどあると言われています。
その中で、顔の表層リンパを流す時に意識してほしいのは、耳下腺リンパ節と顎下リンパ節、静脈角の3つです。
それぞれこのあたりに位置しています。
顔表面のリンパを手のひらで流したら、耳下腺リンパ節まで流しましょう。
フェイスラインのリンパを流したら、顎下リンパ節まで流しましょう。
最後に、耳の付け根あたりから鎖骨下にある静脈角まで流します。
1箇所につき5回程度流すのをセットとして、1日1回スキンケア時の習慣にしてみてください。
優しく表層リンパを流すことで、血行不良対策、老廃物対策、代謝対策を行うことができ冬の肌トラブルを防ぐことに繋がります。
基本のスキンケアを大切に
季節によって気をつけたいことは変わりますが、基本のスキンケアは変わりません。
スキンケアをなぜ行うのか?それは、肌を清潔に保ち足りないものを補う為です。
落とすケアでは肌に刺激がかかりやすくなってしまうので、できるだけ肌刺激が加わらないようなアイテムを使いましょう。
洗い上がりはつっぱり、乾燥を感じにくいものが肌にとっては安心です。
しかし、汚れは落ちていないとただダメージを与えただけになってしまいます。汚れはきちんと落ちるものを選びましょう。
補うアイテムは、ただたくさん与えればいいという考えで選ぶのではなく足りないもををプラスする意識で選んでみてください。
また、ただ補い続けるだけではなく、使うことで肌機能が向上していくようなアイテムがいいですね。
朝晩のスキンケア時だけでなく、日中のメイク時にも使えるよな美肌ケアアイテムも活用してみてください。
肌トラブルを感じない、美肌を維持して冬を楽しみましょう。
“冬の肌荒れ、くすみ、乾燥の原因は?寒い時期こそできる対策を!” への1件のフィードバック
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