冬は肌が乾燥しないように気をつけてケアしたい季節です。
1度肌が乾燥してしまうと敏感な状態になっているので、いつも行なっているケアでも刺激に感じたり、肌トラブルを引き起こしてしまうこともあります。
そうはいっていも、様々な要因で肌乾燥を招いてしまうこともあるでしょう。
また、なんだかいつもよりも肌が突っ張って感じ、本格的な肌乾燥まであと少しという状態という場合もあるでしょう。
そんな時に取り組みたい4つのことを確認し、それ以上乾燥をひどくさせない、肌状態を改善していけるよう取り組んでみましょう。
肌状態は朝しっかりチェックを。
肌状態をチェックする習慣をつけましょう。
できれば、同じ状態、同じ時間帯がベストです。
見た目はどうか、くすんでいないか、キメが乱れていないか、触った感じはどうか、カサつき感があるか、皮脂の分泌量はどうかなどです。
特に、チェックするのは朝の洗顔後がオススメです。
日中は生活する場所が時間帯によって変わりやすいですよね。
朝は自宅、学校に行ったり出勤したり買い物に行ったりして外出したりそこで長い時間を過ごし、夕方に帰宅。
場所が変わると、湿度変化ももちろんあります。
湿度が変わると水分蒸発も起きやすくなるので、朝の肌状態からしっかりどんな保湿対策をするのかを決定しましょう。
特に、湿度変化にも強いセラミドやシロキクラゲ多糖体などの保湿成分配合アイテムを使うことで、日中も肌を乾燥から守っていきましょう。
テクスチャー重視のアイテム選びをやめる
しっかり保湿できているなと感じるのは、どのような瞬間ですか?
化粧水やクリームを塗った後、長時間しっとり膜をはっているようなものでしょうか?
こってり、少しべとつくものの方が保湿力を感じますか?
保湿力は、テクスチャーと必ず相関関係にあるわけではありません。
こってりしていても、保湿効果としては物足りないと感じるものもあれば、さらっとしているのに肌が安定し過度な乾燥や皮脂分泌を感じずにすむものもあります。
どんな保湿成分が配合されているのか、また基材はどんな成分なのかということをチェックしてみましょう。
また、時間が経ち、肌が乾燥してきたり皮脂が過剰にでるのであれば、もう少し保湿力が高いものを使用した方がよい場合もあります。
朝のチェックでも、前日のスキンケアの答え合わせができますね。
クレンジング、洗顔に気をつける
肌が乾燥しているときは、特にクレンジングと洗顔のアイテム選び、使い方を気をつけましょう。
アイテム選びや使い方次第では、より乾燥を助長させてしまうこともあります。
肌には元々存在する保湿に関わる成分などが存在しています。
クレンジングや洗顔は、メイクや汚れを落とす洗浄目的で使用されますが、同時に肌に存在する保湿に関わる成分も洗い流してしまいます。
かといって、自分のメイクなどを落とすのに見合っていないクレンジングや洗顔を使っていては汚れが落ちず蓄積してしまい肌トラブルの原因になります。
クレンジングを選ぶ時には、できるだけ素早く落とすことができ(メイクへの馴染みがいい、乳化が早いなど)、その上洗い上がりもつっぱらないようなものを選びましょう。
洗顔料を選ぶ時にも同様で、肌刺激が加わりやすいような強力な洗浄成分の界面活性剤が配合されているものは避け、質のいい洗浄成分でつくられているものを使うようにしましょう。
水分を摂取する
日本の場合、湿度が最も低下しているのは冬。
寒いと暖かい飲み物を少し飲んだりする程度で済ませてしまう日も多いでしょう。
しかし、肌の潤いをキープするには巡りのよい体であることも大切です。
きちんと水分摂取をし、老廃物を流すことを意識してみましょう。
冷えを感じやすい時期でもあるので、冷たい水ではなく常温、または少し暖かい水を摂取しましょう。
白湯をボトルに入れて持ち歩くのもオススメです。
また、一気に沢山飲むのではなく1日の中で分けて水分を摂取する癖付けをしましょう。
老廃物が流れやすい体作りができると、乾燥だけでなく肌トラブル防止にも繋がりますよ。
肌乾燥しないようにできることはシンプルです。
肌は生まれ変わるのですが、そのスピードは正常であっても肌のターンオーバーサイクルの28日。
年齢を重ねると細胞機能の低下によってもっと長くかかります。
よって、今日行なって次の日にびっくりするほど綺麗になるというセルフケアは存在しないと思っていいでしょう。
長期的に付き合っていく自分の肌だからこそ、毎日できることを1つ1つ意識して行い積み重ねていくことが大切なのです。
未来の自分の肌の為に、シンプルなケアでもしっかり意識をして取り組んでみてください。