3回にわたって新発売PARTIE エスファクターモイストのうるおいアプローチについてお伝えしています。
今回は2回目。
「脂質」に着目したうるおいアプローチをご紹介します。
NMF、細胞間脂質、それに加え角層表面にある皮脂膜、この3つで肌の潤いを守っています。
中でも細胞間脂質は、セラミドなどで構成されていて、細胞をつなぎとめたり、バリア機能や潤いを保つ重要な役割を担っています。
この細胞間脂質に必要な「脂質」を補ったり、作るチカラをサポートするのが、エスファクターモイストの6つのうるおいアプローチのうちの2つです。
脂質に着目したうるおいアプローチ
1回目に細胞間脂質について少し触れました。
細胞間脂質とは?
角質細胞同士の間を埋めているのが細胞間脂質です。細胞同士をしっかりと繋ぎ外的刺激を受けにくくする役割があります。
また、細胞間脂質はセラミド、脂肪酸、コレステロールで構成されています。
中でもセラミドは構成比率が半分以上を占めていて、水分蒸発を防ぐ役割も担っています。
細胞間脂質もNMF同様、加齢やターンオーバーサイクルの乱れ、外的、内的要因によって減少してしまうと、肌のバリア機能の低下や乾燥を招きます。
よって、細胞間脂質と似た働きをする成分を補い、バランスを保つことが大切です。
保湿アイテムを探す時によく目にするのが「セラミド」という成分ではないでしょうか。細胞間脂質もセラミドなどで構成をされています。
このセラミドが減ると、うまく水分を保つことができなくなったり、バリア機能がうまく働かずに肌トラブルを引き起こしてしまったりします。
そうならない為にも、同じ働きをするような成分等を補ったり、セラミド生成をサポートできる様な成分を与えることが大切です。
エスファクターモイストは、脂質を補う、脂質を作るチラカをサポートするという2アプローチをします。
脂質を補う
コメヌカスフィンゴ糖脂質(グルコシルセラミド)
セラミドは細胞間脂質の成分の1つで、肌を乾燥から守り、バリア機能を高め外部の刺激から守るために役立ちます。
エスファクターモイストに配合されているコメヌカスフィンゴ糖脂質は、米ぬかから抽出される成分で、セラミドと糖が結合したスフィンゴ糖脂質です。
コメヌカスフィンゴ糖脂質は米由来の複数のセラミドの総称であり、別名コメセラミド、グルコシルセラミドとも呼ばれています。
米ぬかには人間の肌に存在するセラミドと似た構造のスフィンゴ糖脂質が含まれていて、水分を保つ働きに優れていて保湿成分として化粧品に配合される成分です。その上、バリア機能を改善して外からの刺激から肌を守る働きもあります。
また、グルコシルセラミドは細胞間脂質を構成しているうるおい保持には大切なセラミドを作る前段階の成分です。
表皮は基底層、有棘層、顆粒層、角層と構成されていて、ターンオーバーサイクルと共に上に押し上げられ新しく生まれ変わります。
セラミドはこのターンオーバーサイクルのプロセス中にグルコシルセラミドを前駆体として生成され、細胞間脂質の主成分となります。
外側からも内側からも摂取したい成分が、グルコシルセラミドなのです。
脂質を作るチカラをサポートする
ゴールデンシルク(加水分解シルク)
希少な濃黄色の絹繊維(ゴールデンシルク)を加水分解した成分で、セリンなど18種類のアミノ酸を含んでいるのでNMFを補うアプローチとしても最適な成分です。
ゴールデンシルクには、セリシンという天然のタンパク質が含まれています。
シルクのなめらかな肌触りには、このセリシンが大きく関わっていると言われています。
このセリシンの中は30%以上が重要なうるおい成分であるセリンと呼ばれるアミノ酸で構成されています。そして、セリンはターンオーバーサイクルのプロセスの中でセラミドを合成する為にも必要なアミノ酸なのです。
ゴールデンシルクは、NMFを補うだけでなくうるおい保持に大切なセラミドを作り出すためににも役立つ成分です。
エスファクターモイストは6つのうるおいアプローチを行います。
1.NMFを補う
2.NMFを作るチカラをサポートする
3.脂質を補う
4.脂質を作るチカラをサポートする
肌の水分を保つ為に必要なNMF、細胞間脂質を補い、作るチカラをサポートするのがエスファクターモイストです。それに加え、残りの2つのアプローチをしてよりみずみずしい肌へと導きます。
5.保湿成分を補う
6.上質な水分を補う
この2つのアプローチについては次回ご紹介いたします。
“みずみずしい透明美肌の秘訣、6つのうるおいアプローチ S Factor Moist【2】” への2件のフィードバック
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